こんにちは。りくです。
子供が独り立ちしたときに、親としてはお金で失敗はしてほしくないですよね。
ただ、お金の教育ってどう教えたらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、学校で教えてくれるお金の教育と家庭でやってよかったお金の教育を紹介します。
〇 家庭でできる金融教育
金融教育は小学校ですでに始まっている!?
小学校の金融教育は2020年4月からすでに始まっていて、道徳・生活・社会・家庭科などの授業の中に組み込まれています。
また、2021年度は中学校で、2022年度は高校で金融教育が始まりました。
小学校の金融教育の内容は?
金融広報中央委員会の金融教育プログラム、「学校における金融教育の年齢層別目標」によると、4つの分野と重要概念をもとに学んでいきます。
B 金融や経済の仕組みに関する分野
C 消費生活・金融トラブル防止に関する分野
D キャリア教育に関する分野
出典:金融広報中央委員会「学校における金融教育の年齢層別目標」
B 金融や経済の仕組みに関する分野
金融機関や市場経済など社会のお金の流れを学びます。
出典:金融広報中央委員会「学校における金融教育の年齢層別目標」
C 消費生活・金融トラブル防止に関する分野
商品を買ったりサービスを受けたときの権利と責任を理解した上で、金融トラブルに巻き込まれないように学びます。
学校における金融教育の目標(小学生)
出典:金融広報中央委員会「学校における金融教育の年齢層別目標」
D キャリア教育に関する分野
働くことの価値や重要性を学び、自分が将来なりたい職業について考えます。
学校における金融教育の目標(小学生)
出典:金融広報中央委員会「学校における金融教育の年齢層別目標」
買い物に一緒に行ったときは、お菓子を自分で選ばせる
小学校でもお金の教育は開始されていますが、家庭でもお金について触れておくとお金の価値観や知識が増えます。
我が家では子供と一緒にスーパーへ買い物に行ったときは、〇〇円までなら好きなお菓子を選んでもいいよ。
という。ルールにして、お金に触れる機会を作っています。
最初は、「お金の計算ができればいいな。」という気持ちで始めたのですが、結果的にお菓子を選んでいるうちに、いろんなことに気づけたので、続けてよかったです。
ルールを決める
お菓子を選ぶ前に我が家では約束をしています。
② お菓子売り場では譲り合ってお菓子を選ぶ
お菓子売り場は時間によってはたくさんの子供たちがお菓子を選んでいます。
お菓子を選ぶときは譲り合ってお菓子を選ぶように声をかけています。
子供が実際にお菓子を選んだ時に子供が気づいたこと
お菓子を自分たちで計算して買うようになって、子供たちが気が付いたことがいくつかあります。
② その商品が大体いくらで売っているのかわかる
③ 最近、その商品が値上げしたことがわかる
④ お金の価値や金銭感覚がわかる
いろんなスーパーや駄菓子屋でお菓子を買っていると、商品の普段の値段が分かるようになります。
例えば。。
「このスーパーは、このお菓子が安い!」
「今日、このお菓子がいつもより安い!」など。
③ 最近、その商品が値上げしたことがわかる
近頃、いろんな商品が値上げを発表していますが、お菓子も値上げの波が押し寄せています。
普段、100円内でお菓子を買っている息子たちには、数円の値上げが大問題らしく 笑
値上げにはとても敏感です。
④ お金の価値や金銭感覚がわかる
日頃、100円以内でお菓子を選んでいるので、100円あれば1回分のお菓子が買える→じゃあ、1,000円は10回分のお菓子が買えるんだ!!となり、お金の価値や金銭感覚も身につきます。
自分でお菓子を選ばせるデメリット
自分でお菓子を選ばせることは、お金の価値観を学ぶのにはいい経験ですが、私たち親からするといいことばかりではありません。
② 最初のうちは一緒に金額を数えなくてはいけない
まとめ 無理のない範囲でやってみよう!
今回は、小学校から学ぶ金融教育と家でできるお金の教育について紹介しました。
B 金融や経済の仕組みに関する分野
C 消費生活・金融トラブル防止に関する分野
D キャリア教育に関する分野